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自叙 3

厳しくも楽しかった中学生活も終わり、自分の精神の奥底と音楽を同化させる作業の時期は一旦お休みとなりました。高校での合唱部の生活は、もう少し音楽を客観的に見てゆくものだったのです。

1年生の時はちやほやされて気楽なものでしたが、2年3年と進むにつれて物事がややこしくなる場面が増えてきました。つまり中学の時は小林先生が一手に引き受けられていたクラブ運営が我々学生が中心になってやらなければならないものであると気がついたのです。歌っていれば良いだけではないのです。おまけに2年生の後期、僕は生徒会に異常に熱を上げ、生徒会長に立候補する決意をするのです。これには仲間達も容易に首を縦に振りません。特に、今現在後援会の会長をやっている木下君からはクラブはどうするんだと猛反対を受け、安易に決断した新しい道を、なぜ選んでしまったんだろうと自問自答の毎日を繰り返しました。自分で選んだ事なのに、何でこんな後悔をしているんだろうと言う自分への不信感も感じたりもしました。でもそんな僕を救ってくれたのも音楽でした。気分転換をしたくて自分の部屋でさだまさしのアルバムを取り出し「主人公」を聴いた時に、余りに僕の今の気持ちを言い当てていて、思わず繰り返して聴き直してしまいました。そしてなんだか涙が噴き出してきて止まらなかった。歌詞はこうです。もちろん暗記しています。「或いは もしもだなんて あなたは嫌ったけど 時を遡るチケットがあれば 欲しくなる時が有る あそこの分かれ道で もいちど選びなおせるならって もちろん 今の私に 悲しむつもりはない 確かに自分で 選んだ以上 精一杯生きる そうでなきゃあなたにとても とても恥ずかしいから」そして「あなたは教えてくれた 小さな物語でも わたしの人生の中では 私が主人公だと」ここまで何回か繰り返して聴いて、答えは出ました。迷惑をかけるかもしれないけど、今これをやらなかったら僕は一生後悔してしまうかもしれない。いつかこの思いは返すから、今は思いっきりこれをやらせてもらおうと。木下君も男でした。腹を割って話すときちんと分かってくれ、そればかりかサークル内のまとめを買って出てくれました。他の男性陣たちも完全に僕の事をバックアップしてくれました。もちろん女性陣たちも。僕は何の心残りもなく生徒会に専念させてもらいました。その助けてくれた人たちが、今度は僕の駒ヶ根でのコンサートを手助けしてくれています。しかももっとたくさんの素晴らしき仲間たちを引きずり込んで!僕は舞台に立って、みんなの力と元気のおかげで、お客様に感動してもらえているんだよ、と大きな声で言いたいのですが、それも恥ずかしいような気がするので、このブログに書いて見ました。 

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