ついにもうひとつの目的地であるセビージャにたどり着きました。気温が高いと聞いていましたが、本日なんと45度!おもてを歩いて本当に大丈夫かと心の底から心配になりました。
今はマラガから2時間弱で着いてしまうのですね。知らなかった・・・電車内は効きすぎるくらいの冷房、十分な予習を済ませ、いざセビージャへ。泊まったホテルはモダンなタイプの4つ星ホテル、でも値段はリーズナブル、若くきびきびしたスタッフぞろいで、おまけになんと日本人の方がいます。アンダルシアの陶器を勉強中の芸術家の卵、今年の10月には日本で個展を開くそうなので、これも何かのご縁、行って見たいと思います。、部屋はかわいいスタンダードタイプ、驚いた事が2つあり。ひとつはアメニティの充実!歯ブラシとかスリッパとか、日本では当たり前でもヨーロッパではなかなかお目にかかれない気遣いを深く感じさせました。そしておもての暑さに比べて部屋の中が涼しい事!これは暑がりの僕にとって何よりも嬉しかった!あ、もうひとつ言い忘れましたが、ホテル内のレストランがすごい!なんというか、こんなところにこんな素敵で小粋なレストランがあったのね、と言う出会いの喜び。ここでは久しぶりに、自然のうまみそのものと言うよりシェフが創意工夫を凝らした「料理」に舌鼓でした。さて、夕飯がてらフラメンコを見に行きました。本とは闘牛も見たかったのだけど今はお休みとのこと、でもフラメンコは本当に勉強になりました。踊りが、と言うのではなくて、舞台の目の配り方、姿勢、足の運び方、そしてベテランの踊り手さんが見せた「有言実行」ならぬ「少言不実行」の奥義。いやー、上手に枯れてゆくということはこういうことなんだと実感しました。終了後トイレに行くフリをして楽屋前まで行き賞賛を述べてきましたが、自分とて公演後の姿を気楽に人には見せたくないと言う気持ちがあるというのに、そのへんを忘れてずうずうしく行ってしまいちょっと後悔しました。その後はカテドラル「後世の人が見てあきれるような豪壮なカテドラルを作ろう」と言う思いの下作られたこの大歴史的建造物は、ライトアップされて尚不気味に聳え立っていました。そして是非行って見たかった。現セビージャ大学、元カルメンのタバコ工場に足を運びました。思ったよりとんでもなくでかい!ここからたばこをくゆらせながらカルメンたちが出できて、そしてドラマが始まる場所かと思うと、何か身震いしてきました。いつかドンホセを歌うときにはこれが心の原風景になるのだなと、非常に感慨深かった!そういえばこの街では美味しい伝統的な食堂には出会えなかったな。また戻ってこなくては・・・
