長年の友人の追悼コンサートに顔を出してきた。彼が団長を務め、心から愛してきた合唱団は見事に白い翼を背にして羽ばたいていた。この合唱団は自主性と実行力に秀で、関わるものを麻薬のような魅力で虜にする。そこに僕の友人、MAGは一つのスピリットを残していった。ひたむきな心、信じる事に向かって迷わず進み続ける事が全てである事。惜しいやつを亡くした。
死とはなんだろうか?どういう意味を我々に与えているものなのか?だれもがいつか訪れるこの時をどのように迎えるべきなんだろう?もちろん考え方はいくつかあると思うが、考える事は『何を残すか』だと思う。命が有る以上、無くなる事は必ず起こりうることであろう。しかしその時、彼が持っている志を継いで行くことが出来れば、人の心の中に生きている自分を見出す事が出来れば、安心して旅立てるような気がする。その想いを受け取るほうはもっと大変である。生きてゆく心構え、受け止める強さ、頑張りぬく精神力は絶えず持たねばならない。そうして、人間は強くなっていくのだろうね。その気持ちは昨日の演奏会できちんと持つ事ができたから、どうかMAGよ、今は安らかに眠って欲しい。
