2009年6・7月、兵庫芸術文化センターと東京文化会館と愛知県芸術劇場で、ビゼーのカルメンを歌います!指揮は佐渡裕マエストロ、カルメンは林美智子さんです。ずっと重い役だと信じ込んでいたこの役は、パリのコレペティの先生、ジャニン・ライス先生の一言で僕の目前に開かれたような気がしました。「あなたの声は、ドン・ホセを歌う声です」数多くの歌い手を指導し、感動の舞台を作り上げてきたこの名伯楽(って女性にも使うの?)の一言は僕の重い一歩を踏み出すのに十分な説得力があった。そしてタイミングの良いこのオファー!まさに歌えと誰かに言われているような気さえしてきます。ドンホセはデルモナコやコレルリなど強い声を持つテナーによる名演が多く残されているため、あまりにその印象が強いため僕には別の世界だ、とばかり思っていましたが、この役を一番得意としていたポーラ先生から「もう少ししたら歌えるぞ」と生前『予言』されていて、その時が来たか、といよいよ緊張しています。ホセは女性恐怖症であり、過去に暗いものを持つ、極めて内向的な、そして複雑な性格を持つ男です。掘り下げ甲斐のある人物です。今からとても楽しみです!この12月や来年3月はパリに入り浸りになって、ライス先生に特訓を受けてきます。また情報が入り次第お伝えします!
