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頂いたひつまぶしの暖かさ 日本料理「加瀬」

名古屋でコンサートをするたびに、僕は最高のお弁当を頂く事が出来ます。日本料理「加瀬」のひつまぶし。名古屋と言えば、の名物ですがこちらのお弁当は「旨み」が違います。

一杯に敷き詰められたうなぎに別袋の海苔とわさびをかけ、箸で丁度の大きさに差し分け口に運ぶと、いくつもの滋味が満ち溢れるようです!良い音楽を聴くと風景が浮かんでくると言いますが、僕はこのひつまぶしを食べる度に田舎の風景が浮かんできます。僕の実家は天竜川のほとりです。魚釣りに行ってうなぎが間違って釣れて来たり、辰野のほたる祭りの時に諏訪湖の程近い町、川岸の有名な「やなのうなぎ・観光荘」で家族中でご馳走になったりと、記憶の底にうなぎの香ばしい焦げの香りが染み付いています。コンサート前にいつも差し入れ頂き、蓋を開けるのももどかしいくらいに一気に頂いて、箸をおいたときには心の中に「頑張ろう」という気持ちが充満しているのです。そしていつもコンサートは大成功!「加瀬」、そして日本でもトップのクラブ「なつめ」のオーナーマダムであられる加瀬文恵さんにいつも感謝しています。先日「なつめの流儀 一流の条件、おもてなしの極意」という本を出されましたが、本当に心配りの細やかな、気風の良い、そして「この人の前では絶対うそのつけない」という品格をお持ちの方です。このように素晴らしく暖かい方たちに囲まれて、僕は本当に幸せ者だと実感しています。「美味しい」、「暖かい」は「美しい」に通じます。

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