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カフェコンチェルトとは一体?

モデナの町のど真ん中に「ピアッツァ・グランデ」という広場がある。「大きな広場」という意味だが、その名に違えて縦5軒、横4軒の店分の大きさのスクエアであるが、そこに5年ほっど前から昼ごはんの新名所ができた。その名も「カフェ・コンチェルト」

以前は市役所だったのであろうが石造りの堅牢な内部に心地好い木漏れ日が漏れ、夏はひんやりと涼しく冬はほんわり温かいという絶好の環境ができあ府がった。ここは20ユーロで食べ放題、ミネラルウオーターの大瓶1本、それにエスプレッソがつくという実にお得なお店であっる。料理は前菜コーナーには焼き野菜、サラミ山盛り、、ニョッコフリットという、かのサッカーの中田選手もパルマ時代愛してやまなかったというエミリア地方特有の揚げパン「薄く伸ばしたパン生地を高温の油で表面に軽く焦げがつくまで揚げる。揚げたてのこれにサラミ、生ハム、クリームチーズ、そしてラルド<豚の油にニンニクと西洋パセリを混ぜたペースト>をたっぷりはさんで食する、冬のモデナ料理」や、ローストビーフやヴィッテッロ(仔牛)の焼いて薄く切ったもの、また最近では鶏の唐揚げなどが所狭しと大皿に並ぶ。これも取り放題。往復自由。プリモとしては、モデナのパスタであるトルテッローニをパルメザンチーズであえてオリーブオイルでからめたものや昨日話に出てきたニョッコ、ラグーというひき肉ソースのパスタ(この地方ではラグーにトマトは入れない)などが常時3種類。セコンドとしてモデナの特産である豚の足のゆで物コテッキーノや牛肉のサルティンボッカ、先ほどのヴィッテッロにマヨネーズソースをたっぷりとのせた「ヴィッテッロ・トンネー」、豚ロースのソテー「ブラッチョーラ・ディ・マイアーレ」など、これでもか、の様子。ドルチェとしてカットメロンも山積みになっているので、先ほどの生ハムと併せて「プロシュート・エ・メローネ」もたべほうだいである。そのほかスイカ、オレンジ、イチゴ(ただしきわめて酸っぱい・イタリアのイチゴの香りにはいつもだまされる!こんな時は赤ワインを浸して、砂糖をかけて食べると激うま)、いちじくなどの太陽の恵みフルーツ、ケーキ類も10種類ほど。ここは明らかにモデナの新名所になっている。夜になるとどうやら昼間のメニューが単品として奇麗にお皿に盛りつけられて出てくるが、昼間のインパクトに比べれば全く貧弱だ。あと夜はジャズやロックの生ライブをやるので、目当ては別の方にあるかもしれない。唯一残念なのはワインが充実していない事。この店にこの要素が加われば万全、死角なしなのに。そうそう、ここでも厨房を仕切るのは近所のおばさんと思しき女性である。後コックさんはイタリア人は少なく、フィリピンとか東南アジア系の人が多い様子。それでもこのモデナの味!この町の、この国の食への底力に感服!

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