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ピッツェリア「マンマ」移転

8月まっ最中はいつも行きつけの店、グロッティーノが長期休暇に入るので行く場所に悩んでしまう。そんなときの抑えの店、それがピッツェリア「マンマ」だ。

グロッテイーノの先に鎮座ましましてその存在感を確立していたこの店、かなり遅くまで開いているので劇場がはねた後など非常に重宝していたのだが、今回久しぶりに行ってみると、ない!若者向けの洋服屋に姿を変えていた。ああ、粉物も不況の波に耐えきれないのだな、と勝手に哀悼の念でいたら友人から、「別のところにあるよ」と新情報。早速行ってみると、その店は以前グロッティーノの裏手でピッツェリア・リストランテというスタンスで、今一若者向けなのかご年配向けなのかポリシーがはっきりせず閑古鳥が鳴いていた店、そこをどうやら居抜きで手に入れたらしい。スタッフは一緒のメンバー、店内はやたら広く裏庭もある。素晴らしき「打ちあげ場所」ができあがった。ここに来たらいくつか食べなければならないものがある。前菜、セコンドはまあ他と変わらないが、プリモのいくつかとピッツァはかのグロッテイーノと双璧をなすものである。ピッツァはナポリタイプではなくピザーラとか日本でおなじみのタイプ(ああ、先日VIVAパエリア!を宅配で頂いたがかなり美味しかった)美味しいチーズが豊富に溶けだし、ピザを口いっぱい頬張る本能的な楽しみを満足させてくれる。お薦めは、ドライタイプのピザにすると多少乾いて物足りなく感じる野菜系、また1点豪華主義で、水牛のモッツァレラチーズ、ブッファラをちりばめたマルゲリータ、通称「スペチァーレ」がよろしいと思う。プリモはベーコンの入ったトマト味のスパゲッティ「アマトリーチャーナ」が絶品だったのだがなぜかメニューからなくなっていた。まあ頼めば作ってくれると思うが。後はカルボナーラやスペックという生ハムにルーコラを和えた「ズペック・コン・ルーコラ」和えるパスタは正方形の対角線上の2角を重ね合わせて、ペン先みたいな形にした「カルガネッリ」が相性最高であった。ここまで2人で食べて計30ユーロは超えない。今のレートならおよそ3000円。安いと思うが。

 

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