9月1日魚沼小出郷を終えて
お米のおいしい町・魚沼小出郷。そこには素晴らしいホールと素晴らしい人たちがいました。そして一つのプロジェクトを決意しました!
お米のおいしい町・魚沼小出郷。そこには素晴らしいホールと素晴らしい人たちがいました。そして一つのプロジェクトを決意しました!
今日はミューズ川崎で10月13日・相模大野での東響さんとのコンサートの合わせがあった。マエストロは深いヴェルディの『謎』を解き明かし、ひとつ一つ丁寧にオケの音を作り上げていった。一言の度にオケの音が変わってくる、東京交響楽団の反応の良さにも感激した。木下さんは艶、響き、ニュアンスとも超一流で、やはり中期ヴェルデイを歌うのに最高の実力をお持ちである。先にも述べたが、ヴェルディは非常に厄介な特徴を持つ作曲家で、力だけでは押し切れないのである。音が圧力を保ちながら大きくなる。そこでは声は鋭い響きで突き抜けなければならない。しかしある瞬間に本当に薄い、人のため息や心の鼓動を表す伴奏形態が出てくる。ここでは歌い手はレガートを十分に聞かせた音楽を自分で創造しなければならない。慣れていないと美しい音楽を聞かせるどころか、最後まで持たなくなる危険性が高い。特に気を使うのは音符の持つ長さ。書かれている通りに歌うか、短めに切るか、響きの余韻を残すかは歌い手に委ねられている。あとスタッカートが多用されるが、その処理について、所謂ヴェルディスタッカートと呼ばれる、テヌートとスタッカートの中間で対処するか、もっと短かなもので歌うのか。もちろん楽譜には色々と書かれているが、音高や音形、言葉のニュアンスに応じて微妙に変えると、それが見事にニュアンスに反映されやすくヴェルディは書いているので、やりがいは満点である。相模大野は都心から30分はかかるが、マチネ公演でもあるし多くの皆さんがヴェルディの魅力を満喫しに来ていただけることを心から願っている。
来年もNHKニューイヤーオペラコンサートに出して頂ける事になりました!連続なので気も引き締まります。意外とほのぼのムードの男性楽屋。独特の華やかな雰囲気があり、「ハレ」の日を舞台裏でも感じさせます。会場でも、テレビでも、どちらでも楽しんで頂けますので皆さん是非見てください。(鬼が笑う話ですね)
相模大野でのヴェルディガラ、こんなコンサートをやりたかった!共演させて頂いた木下美穂子さん、まさにヴェルディを歌うために生まれてきたような、長いフレージングと豊かな声と、それを裏付けるテクニックとブレスの長さを持つ逸材です!彼女のヴェルディはまさにとうとうと流れる大河のごとく、深い安心感と満足感を聴く者に与えてくれました。マエストロ飯森は深遠なヴェルディの世界を華やかに表現してくださいました。自然に、印象的に、そして歌い手のブレスを十分に考えてくださり、あれだけハードなプログラムを全く喉の負担を感じさせないペースと雰囲気を作ってくださいました。そして東京交響楽団!今年新国でボエームでお世話になって、ああ、いい音色を出すなあ、ヴェルディ真剣に取り組んでくださらないかな、と思っていたら今回はやってくれました!微妙なニュアンス、特にオケの音の中に含まれている「言葉」を歌ってくださいました、これがあると歌い手はとても楽になるのです大好きなヴェルディに囲まれた、幸せな一日でした!
あと6時間ほどでオペラシティのチャリティコンサートが始まります。トゥールーズとは先週大阪・ザシンフォニーで日本初共演しましたが、「なかなか素晴らしい試みだ」とたくさんの方からお褒めの言葉を頂きました。そのスピリッツを保ちつつ、今日は「子供たちの食育」環境フォーラムの為のチャリティーコンサートということで一層気合が入っております。日野原フォーラム委員長もご登壇くださりお話しをして頂けるので、僕も本当に楽しみです。オケメンバーは明日フランスに帰ります。今回日本中で感動を残してくれた彼らへの感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います。
今日は1月3日年初めのコンサートであるNHKニューイヤーオペラコンサートの合同オケ合わせであった。懐かしい面々と再会しハッピーだった!いくつか見所があるが、まずはソプラノ・幸田浩子さんの衣装に注目!かわいらしい、本当に夢の世界から出てきたような衣装をお楽しみに!第二の小林幸子誕生か?と話題持ち切りでした。僕はかなり後の方で歌います。まだはっきり公表できないのが残念ですが・・・去年にも増して面白いコンサートになりそうです。1月3日19:00、NHKホールか教育テレビで、皆様をお待ちしております!
自分にとりまして今年で8回目、かつ3年連続で出させて頂いておりますNHKニューイヤーオペラコンサート。気がつけば古株の一人になっていました。実は昨日コンサートの後軽い興奮でなかなか寝付くことが出来ませんでした。たった一曲なのにこの高揚感は?それは満場のお客様からあのような熱い拍手を頂いて、本当に素晴らしい共演者の方に恵まれ(楽屋裏は信じられないようなアットホームさだったのですよ!)NHKスタッフの情熱あふれる運営に心を動かされ、新年第一回目のコンサートとして最高のスタートを切ることができた興奮がそうさせたのではないかと思います。特に堀内さんと、直野さんの演奏はまさに≪凄い≫に尽きます!同じ時代を過ごさせて頂く事ができ、今幸せな気持ちで一杯です。さて次は10日に越谷で東フィル・小林研一郎先生と木下美穂子さんと、24日に横浜みなとみらいで日フィル・大友先生とそれぞれご一緒させて頂きます。今の気持ちを繋げて、皆さんに幸せな気持ちになっていただけるような演奏を致します。日本は景気が悪いと言われ世の中は未曾有の大混乱を呈しておりますが、音楽はひょっとしたらその悪環境を救う事のできるエレメンツなのではないかと感じておりますし、信じています。2009年の佐野の活動に皆さんご注目下さい!
これから兵庫に移動してカルメンの記者会見です。マエストロ佐渡、林美智子さんと一緒です。今回のカルメンは、日本がずずっと動くかもしれない、興味深い企画です。5ヶ月の間練りこみますので、皆様、乞うご期待!
今日はカルメンの発表記者会見が兵庫県立文化センターで開かれた。今後名古屋、大阪でも行われる。会館の方やスタッフ、そして記者の方々と接しながら、ああ、ここには「根っこ」があるんだなあ、と実感しました。拠り所、帰ってくるところ、ほっとするところ、故郷のようなもの。何か心地の良いものが兵庫には満ち溢れているような気がしました。クラシックを身近なものにして、地元が支える体制を作って、思い切り本格的手ゴージャスなものを作り上げる。素晴らしいものが出来上がる予感がします!頑張らなくては!
NHK東京児童合唱団がイタリアに来ている。一昨日はローマで、今日はヴェネツィアで彼らとジョイントコンサートである。ローマは大成功、彼女達の美しく純粋で心洗われるような歌声は7つの丘に鳴り響いた。今日は歴史ある古い大学での公演、ちょっと雨が降っているけど、そんなことは振り払ってしまうだろう勢いに、若いことと集中することの素晴らしさを痛感している。
紀尾井ホールの公演が無事終わりました。前半イタリア物をあえて入れない構成で、後半オペラオムニバスという形で共演者の力を得「トスカ」を演奏したりと、ちょっと新しいエッセンスを加えてみました。お客様の喜びの声がストレートに伝わってきました。エキサイティングな夜でした!
演出家のマルティノーティは今日本が本当に必要とする素晴らしい才能の持ち主である。このカップリングを実現してくださった関係者に心から御礼を言いたい。このオペラが終わった時には「カルメン博士」になっていることだろう!乞うご期待!
今日は1幕、カルメンとの絡みとミカエラとの2重唱の動きをつけた。実に理にかなった動きである。「動きが自然に動けた時は簡単に見える。でもその動きは1日や2日で簡単につくものではないんだ」その通りである。今パズルが一つ一つ形になってゆこうとしている。でも全体が見えない。出来上がった時の事を想像して、一歩一歩進みたいと思う。
いよいよ「決闘の場面」の形がつきました。エスカミーリョ役の成田さんと1時間30分、飛ぶは転ぶはぶつかり合うわの大立ち回り!終了後は結構シェイプアップできているのではないかと夢見ています!来週はついに兵庫入り、稽古場の緊迫した空気をお伝え出来ないのが残念ですが、どうぞ本番でその雰囲気を感じてください!気合、入ってます!!!
ついに初日がやってまいりました!準備万端、気合を入れて歌ってまいります。
オープニングからショッキングに始まります。1幕はカルメンの影に迫られ精神不安定になってゆくホセが描かれます。オーソドックスな部分と革新的な部分、複雑に折合って、面白い舞台になっています。ご期待下さい!
東京文化会館での稽古が始まりました。今日はHPと呼ばれる、オケ付き舞台稽古です。兵庫で無事やり終えた自信と、新しい会場での霊気を感じて、みな新鮮な気持ちと堂々とした雰囲気を見せています。既に≪家族≫に近い仲間達と、東京のオペラの聖地「東京文化会館」ではじけあえるのが楽しみです!
本日東京最終日、ぼくにとってトータル6回目の公演に臨みます。1回ごとに役に入り込んでしまっています。今まであまり見たことのないない特殊なホセが好きになってきた気がします。詳しくは後日談ででもと思いますが、ここに至るまでに膨大な時間の稽古と積み重ねがありました。今まで体験した事のなかった稽古方法、実に画期的であったと思います。マエストロ・マルティノーティは素晴らしい「演出家」でありました。これから見てくださる方もどうぞご期待下さい。そしてもう見てくださった方、感想をお寄せ下さいね。
3日間連続公演の「忠臣蔵外伝」にたくさんの方のご来場有難うございました。駆け足の公演で、過ぎてしまえばあっという間でしたが、それだけにかかわるすべての人が集中した、良いプロダクションでありました。特に綾衣役の佐藤しのぶさんは、いつもそうでいらっしゃるのですが今回もそれは素晴らしい集中力で、やはりトップに立ち光を放ち続ける方の「凄み」を感じさせていただけました。このように何かを勉強させていただける公演に参加させていただけるのは発展途上の人間において本当に得がたい素晴らしい体験となります。これから4月まで、春のリサイタルシリーズへと続きますが、今回培った集中力を応用して、素晴らしき公演となるよう準備いたします。皆さま会場でお会いしましょう!